東南アジア(マレーシア)就職 (食費について)

 
はじめましてハジメです。

東南アジアのマレーシアで日系企業に就職して色々思うことがあったりしたのでそこらへんを。

マレーシアでの就労ビザは比較的緩いながらも条件があり

大卒以上で、かつ3年以上のrelevant fieldを経験していること。
Diploma(短大卒業資格)保持者なら、5年以上のrelevant fieldを経験していること。
職業訓練校などの技術系証書などの取得者なら、7年以上のrelevant fieldを経験していること。
JETROより

未経験でもOKなんてところも求人で見かけましたがまぁ似たような業界・職種であればという曖昧な感じで通ると思います。
最低賃金はRM5000(日本円で約14万円)。これは現地マレー系の人たちの管理職の給与程度なのでそのぐらいのことを期待されての採用ということになります。
よく聞いたり、謳い文句を見るのがマレーシアは日本の物価の1/3だからそれだけもらっていれば充分!なんてありますが実際どうなの?っていうのをエントリークラスとしてのRM5000で生活をする前提でちょっと考えてみます。とりあえず今回は食費について

個人的には疑問です。食事についてマレー料理=インド料理<中華<日本食の順に金額が上がっていきますが毎日マレーorインド料理を食べていれば確かに食費は物価の1/3です。
日本食のご飯味噌汁メイン副菜の構成ではなく、ナシゴレン(炒飯)やミーゴレン(焼きそば)単品ドーンっていう感じなので毎日食べるのは辛いです
そして脂っこいので胃が弱い人には辛いかもしれません。そして本当に安全なもの衛生的かどうかは不透明です。

参考程度に平均寿命は、
・男性が72.7歳 (日本の場合80.98歳)
・女性が77.4歳 (日本の場合87.14歳)

民族で見ると
華人女性が最も長く80.2歳。次に華人男性が75歳
・インド人女性は76.3歳で、インド人男性は67.8歳
・ブミプトラ(マレー人及び少数民族)の女性は76.2歳で、男性は71.4歳

インド料理はさらにオイリーなのでその結果が平均寿命に繋がっていると思います。
中華系の人がマレー料理食べているところってあまり見ません。つまりそういうことなのかなと勝手に理解しています。
新しく首相になったマレー系のマハティールさんは92歳ですし貧富で見るとまた違う結果が見えてくると思います。

話が逸れちゃいそうなので戻すと食事についてもマレーシアという多国籍文化に染まるのでなくマレーに染まるのであれば生活費は削れますが、寿命も削れます
マレー現地の人とどっぷり浸かる人であれば安上がりだと思いますが、実際私の場合、日本人との交流で飲んだり食べたりする食費などを含めると日本にいた頃と大差はありません。

日本ではスーパーの割引セールを駆使すればかなり抑えられますが、マレーシアで一人暮らしの場合、自炊しづらいです。
家族を大切にしているので一人暮らしという概念はあまりなくスーパーでもお一人様用なんていう量での販売はありません。休みの日に作り置きなんて考えてたこともありましたが気づいたら外食中心です。
日本で一人暮らししていた頃は自炊を好んでしていた人間がこの結果です。(日本の調味料高いんだもん…)

が、日本食もべらぼうに高いわけでもなく1000円程度で食べられる定食もありますし朝と昼は節約して夜は日本食!なんてことをしていれば月間4万円程度になると思います。
つまり日本と大差ありません。ナシゴレン(炒飯)を昼飯に食べると200円程度ですが日本でもスーパーへ行っておにぎり一個サラダ一個買えば200円程度です。おにぎりの代わりにカップラーメンでもお腹は満たされます

旅行では特に気にせずローカルフードを食べていましたが移住後に体感して感じたことでした。
※マレー料理が悪いわけではなくマレーシアの衛生環境やらを考えた結果です。ミーゴレン好きです。